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下記項目に関する建築設備の
設計・監理・調査研究
・コンサルタント業務
冷暖房・床暖房・蓄熱空調・一般空調・工場空調・クリーンルーム空調・恒温恒湿施設・換気排煙・自動制御他
受変電・自家発電・非常用発電・蓄電池・動力・照明・コンセント・電話・放送・ナースコール・インターホン・TV共視・防災防犯設備・AV設備・ITV設備・避雷針・夜間照明設備・施設ライトアップ他
給排水・給湯・ガス・消火栓・スプリンクラー・化学消火・医療ガス設備・プール・噴水・汚水処理・各種ろ過設備他
コージェネレーション・ソーラーシステム・太陽光発電・風力発電・蓄熱他
老朽度調査・劣化診断・省エネルギー・エネルギー比較他
社)公共建築協会編集「建築設備設計基準」に準拠した電気設備計算ソフト「eco労師」の開発を行い、平成20年11月に販売開始。平成21年10月に給排水衛生計算ソフトを販売予定。
多くの電気設備技術者のお役に立てればと考えています。
(社)日設協はこれからも社会のニーズにあわせて特に環境負荷低減に関連したソフトを開発していきたいと考えています。
建築物および建築設備などのメンテナンスや改修などを予測しての効率的運用管理に関してのコンサルティング、家造りの提案・相談
業務実績
最初にお断りしておきます。これまでの実績を年代順、建物種別ごとに建物名称や規模など表形式で紹介しているホームページが多々あります。その方法は取りたくありません。技術士法の秘密保持義務が身にしみついているせいか、私の考え方には合わないからです。なぁんだ!本当は3,300物件もの実績?特殊な建物の経験あるのかな?という人のために、すでに業界誌など公表されている物件で印象に残っている業務名を8例程度下記に紹介いたします。その他は会社をご覧いただき参考にしてください。
1.徳島城博物館の設備設計・監理
人の空調に対して、重要文化財を相手の空調ということで大いなるプレッシャーがありました。刀や鎧兜と掛軸の展示では湿度の調整が重要になります。それと蜂須賀の殿様の素晴らしさを勉強しました。徳島にも他県のようにシンボルタワーとしてのお城が必要であると言う人がいますが、安易に言えないことだと思いました。
2.徳島市文化センター空調改修工事の
設計・監理
高い天井からいかなる風速で吹くかで悩んだ末に、江戸の師匠(迎賓館の設計した人)に飛行機に乗って教えてもらいに行きました。(電話で聞くなんて恐れ多い人でした。)吹くことばかり考えずに吸うことを考えろと言われ、ハッとしたものです。
3.徳島市総合動植物公園の
設備設計・監理
動物園の広大な敷地で排水を一滴も外に出さない方式を採用しています。また各種池やプールは白クマ達が目を開けて気持ちよく泳げるろ過システムを設計しました。芸は身を助けると申しますが、錦鯉の趣味(特に水作り)が活かされた物件でした。白クマが目をつぶって泳いでいる動物園って案外あるんですよ!どうしてだと思います?
4.テルムマラン勝浦(千葉県)の
設備設計
海水の温水プールの設計です。空調のレターンチャンバーやダクトに売る程の塩が堆積してすぐにフィルターが目詰まりすることが予測できました。さて、その対処法は?ここに設計者のノウハウが問われるのです。同様な施設は青森、富山、蒲郡、熊本で設計いたしました。特に蒲郡の物件は大きなプロジェクトでしたがクライアントから塩の除去法の説明を求められ、解答すると「それが設計というものよ!」と誉めていただいたのが印象に残っています。
5.末広団地(市営住宅)の
設備設計・監理
全国的に有名な(株)内井昭蔵建築事務所さんの作品である末広団地の設備設計を担当いたしました。所員の設計に対しての情熱・素晴らしきセンス・色使いのうまさなど設計者としていっぱい勉強させていただいたのが印象に残っています。
6.関西空港二色の浜職員宿舎の
設備設計・監理
関西の大御所出江先生の作品です。10階建200戸の高層マンションでした。高速船に揺られて基本設計より竣工まで立会いましたが、何より嬉しかったことは出江先生のお弟子さんが独立し、事務所を開設した後に当社に設備設計を発注してくれたことです。大阪に2人、名古屋に1人、今でも声をかけてくれております。ありがたいことです。
7.合同庁舎設備整備工事の設計・監理
脇町、池田、川島、阿南と4つの合同庁舎の設計・監理に従事しました。昭和40年代に竣工した建物であるため、電気、空調などの設備が老朽化し、竣工当時に比べて照度のアップ、コンセント容量の増加、時間外勤務への空調対応など要望が多くありました。当時の空調はダクトのセントラル方式でした。夕方5時に空調は止まります。そこで残業室の個別対応として冷暖房はビルマルチ式とし、換気と調湿は既設ダクトをクリーニングして再使用し、オールフレッシュ方式に変更しました。当時流行したダクトのセントラル方式は風邪やインフルエンザなど空気伝染する細菌・ウイルスが全館の居住者に感染する可能性が大きかったと思います。理論上はそうなるのですが大きな問題にならなかったのは、まさしく“病は気から”というのも頷けます。設備工事費で3億~4億円の工事でした。建物に占める設備の割合が30~40%と言われておりますが、なるほどと痛感した例で紹介しました。
8.アスティとくしま改修工事の内、
設備設計・監理
徳島を代表する大規模な多目的ホール“アスティとくしま”全体で20,000m2超ある建物のうち約4,000m2の内部改修です。2階ホール(音楽ホール兼)の騒音値はNC20以下を要求されましたが、別に悩むことなく1回の試運転で見事にクリアしました。文化センター他これまでのノウハウが活かされた物件でした。“仕事の報酬は仕事”という格言がありますが、技術者はまさに一歩一歩の積み重ねです。
9.阿波町の家
私は家造りには恵まれてきました。徳島県阿波市(旧名 阿波町)の家は私の生家が古くなったため、平成16年夏に建替え竣工しました。これまでで5軒目の家です。現在は夫婦2人ですので家は13.5坪と小さなものですが十分です。日曜日にしか帰れませんので別荘みたいなものですが、この物件は家より塀と庭にこだわったものです。家は一生ものと言われますが、家族構成によりどんどん変わってきます。家は30年前後住めれば十分という考え方も否定できません。ただ今回、塀は100年経ってもビクともしない仕上がりで作りました。安全対策もありますが、塀をしっかり作っておけば家は子孫が建替え、が続いていくのではないかと思ったからです。建物は家だけではない!というひとつの考え方を参考にしていただければと思います。
10.会社
当社の外観写真です、平成3年7月端工の建物ですが、当時としては思い切って外壁をアルミパネルにしました。昨年20年ぶり塗装工事をやり替え、新築同様になり満足しています。狭小土地のため、建蔽率一杯の5階建て、1階は駐車場2~5階までは全階、蓄熱式床暖房です。自宅から2kmは徒歩・自転車通勤しております。