技術士とは
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文系の司法試験に対して、技術系の技術士試験と称される資格ですが、ここで2冊の書物から引用し、技術士とは何かを説明します。
「エンジニアとは“科学理論を応用できる人”と定義できる。エンジニアとは学者や研究者と違い、理論を背景に実社会でその理論を活かす役割を担っています。あなたがエンジニアを職業としている限り“トップエンジニア”を目指すことはごく自然なことです。この“トップエンジニア”としての能力を国家試験により客観的に認められたエンジニアが“技術士”と呼ばれるのです。」
グループHICE著 技術士試験一発合格のきめてより
「技術士という名称は国が認定した技術コンサルタントにだけ与えられる称号である。国、公共団体および企業においては、技術士の応用的・実践的技術が高く評価されている。このように技術士は科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある資格といえる。」
梅原弘二郎著 技術資格の取り方・生かし方より
また元経団連会長の故・土光敏夫氏曰く「学理を開発した学者には博士という称号が与えられる。これに対し、技術を産業界に応用する能力を有すると認められた技術者には「技術士」という称号が与えられる。」
このことは、技術士は博士と並ぶ資格であることを意味し、また博士と技術士が車の両輪となってはじめて、世の中に貢献する新技術が生まれてくるということをおっしゃっています。
技術士の義務(技術士法より抜粋)
第44条:失用失墜行為の禁止
第45条:秘密保持義務
第46条:名称表示の義務